毎日元気そうに過ごしているワンちゃんでも、実は、体の中でいろいろな病がひそかに進行しているかもしれません。
では、どうやってそのような病気を早期に発見することができるのでしょうか?
<健康診断を受ける!>
なかなか症状を示すことのない病気を早い段階で見つけるためには、私たち同様、定期的に健康診断を受けることがとても大切です。
若いころには年に1回程度、中高齢になったら年に2回程度が適当でしょう。
また、中高齢になったら、血液検査だけの簡易的な健康診断ではなく、レントゲン検査とエコー検査を含む健康診断を受けたほうが、お腹の中の腫瘍などを早期に発見できる可能性が高くなります。
健康診断はお高いのでは?と懸念されるかもしれませんが、春や秋にお得な健康診断キャンペーンを実施している動物病院がたくさんあるのでぜひ検索してみてください。
<こんな症状が見られたら要注意!>
健康診断を受ける以外にも、普段の生活からワンちゃんの変化を察知することで、いろいろな病気を早期に見つけられるかもしれません。
ここでは、よくみられるワンちゃんの病気、腎臓や膀胱など泌尿器系の病気、歯周病など口腔内の病気、胃腸の病気、心臓の病気、関節炎、ホルモンの病気、目の病気などに伴う代表的な症状を挙げてみました。
トイレに関する変化
・尿の量が増えてきた。
・尿の色が変わってきた。
・尿のにおいが変わってきた。
・トイレに行く回数が増えてきた、もしくは減ってきた。
・便の色、硬さ、太さが変わってきた。 ・排便に時間がかかるようになった。
食事に関する変化
・食欲が低下もしくは増加してきた。
・ご飯を食べているのに痩せてきた。
・ドライフードを食べなくなった、もしくは食べることを躊躇するようになった。
・フードをこぼすようになった。
行動の変化
・散歩に行きたがらない、もしくは散歩の途中で止まることが多くなった。
・階段やソファに登らなくなった、もしくは登ることを躊躇するようになった。
・身体に触られることを嫌がるようになった。
それ以外の変化
・興奮したときや一時的でもよく咳をするようになった。
・目の大きさが左右異なって見える。
・寝ていることが多くなった。
・お腹が大きくなってきた。
・口臭が強くなってきた。
ワンちゃんの体調に若干の変化がみられても、比較的長い期間様子をみてしまう傾向が多く、特に中高齢のワンちゃんは年だから仕方がないと判断されてしまうことも少なくありません。
その結果、病気が進行し、重篤な状態になってから動物病院に搬送され、もっと早くに治療していればと後悔される飼い主様はたくさんいらっしゃいます。
上述した以外にも、たくさんある病気の症状は様々です。ワンちゃんの体調にささいな変化が見られ、大丈夫かな?と感じたら、まずはお近くの動物病院にご相談してみるとよいかもしれません。
適切な治療やケアを早期に行うことで、ワンちゃんが抱えていた不快感や病気を緩和、改善させることができるかもしれません。
私たちに笑顔や元気をもたらせてくれるワンちゃんたち。そんなワンちゃんたちの幸せが長く続くよう、ぜひ、健康チェックを忘れずに。